####### Paddie's Diary README ####### Paddie's Diary ver.1.7について。 2003-11-08 ##################################### Paddie's Diaryをご利用頂きありがとうございます。 このファイルは漢字コード「Shift-JIS」改行コード「CR+LF」で作成してあります。 スクリプトファイル本体はそれぞれ「EUC」「LF」ですので、対応したエディタで開いてください。 ※「メモ帳」「Wordpad」「Word」「SimpleText」等では開くことができません。 ## Paddie's Diaryの特徴 ## ・フレームを利用したWeb日記帳スクリプトです。SSIでの使用にも対応しています。 ・設置が簡単です。(本体ファイル1つと「jcode.pl」「cgi-lib.pl」を置くだけ) ・バージョンアップが簡単です。(本体ファイルを挿しかえるだけで以前の設定が引き継がれます) ・パソコンからだけでなく、PDA(Palm、ザウルス等)や各種携帯電話からのアクセスに対応しています。  現在、i-Mode、J-Sky、ドットi(PHS)、EZwebに対応しています。(全て自動認識します)  ※管理モードはパソコンからのみ使用できます。 ・検索機能を搭載しています。  検索キーワードは半角または全角スペースで区切って複数を指定可能です。  ※検索は携帯電話からは使用できません。 ・アクセスコントロール機能(特定のサイトからのリンクをブロックできます。)を搭載しています。 ・カウンタ機能内蔵 ・バージョンアップ  バージョンアップの際には環境設定だけを同じにした新バージョンのファイルと挿しかえるだけです。  新機能が追加された場合は差し支えなければ標準で動作、設定した方が望ましいと思われる場合は標準  では動作しない、ということにしていますので、通常何も考えずにファイルを挿しかえるだけで設定を  維持したまま支障なく動作させることが可能です。 ## 設置前の確認事項 ## ダウンロードしたファイルが圧縮されたもの(diary.lzh、diary.sit、diary.tar.gz)なら解凍します。 解凍して出来るファイルは、 diary.cgi(スクリプト本体) d_readme.txt(このファイル) の二つです。(ファイルを納めたフォルダも生成されます。) 実際に使用するには「jcode.pl」「cgi-lib.pl」の二つが別途必要となりますので、適宜ダウンロードし てください。(Paddie's Diaryのページからもダウンロード可能です。) Paddie's Diaryのページ:http://www.paddie.com/diary.html 非圧縮ファイルをダウンロードする際には環境によっては漢字コードがEUCでなくなってしまう場合もあ ります。そのような場合には漢字コードを変換できるエディタで、「EUC」「LF」で保存するようにして ください。 設置前には次の点を必ずご確認ください。 1)Perl(4または5)で書かれたCGIが実行可能なディレクトリがあること。 2)そのディレクトリはWebサーバーによる書き込み権限を有すること。 3)「jcode.pl」「cgi-lib.pl」を別途ダウンロード。 ## 設置方法 ## Paddie's Diaryを設置するには「diary.cgi」の環境設定を編集する必要があります。 現バージョンでは1〜5行目がこれに相当します。 1行目>#!/usr/bin/perl   実際に設置するサーバーの環境(Perlのパス)に合わせます。   たとえば、「#!/usr/local/bin/perl5」などが考えられます。   サーバーがWindows環境であれば「#!/c:\perl\bin\perl.exe」等となるかもしれません。   Perlのパスがわからない場合は管理者に問い合わせるか、%which perlなどとしてください。 2行目>$filename = 'diary.cgi';   実際に使用する際のスクリプト名を記述します。   ファイル名を変更しない場合はそのままにしてください。 3行目>$datadir = 'diarydata';   データディレクトリのパスを記述します。   相対パスでも絶対パスでもかまいません。   編集しない場合は「diarydata」という名前のディレクトリが自動で作成されます。 4行目>require "./jcode.pl"; 5行目>require "./cgi-lib.pl";   「jcode.pl」「cgi-lib.pl」のパスを記述します。 これらの編集が終わったら、漢字コード「EUC」改行コード「LF」で保存し、実際に使用するサーバーへFTP で転送します。 必要があれば同時に「jcode.pl」「cgi-lib.pl」もアップロードしておきます。 「diary.cgi」のパーミションは755、その他は666です。設置するディレクトリのパーミションは777、また は、オーナーとWebサーバーに読み書き権限、その他は権限なしに設定します。 以上で設置完了です。続いてWebブラウザでアクセスし、管理モードにログインしてカスタマイズ設定を行っ てください。 また、グラフィカルカウンタ機能を使用する際には、設定したディレクトリに必ず数字の画像ファイルを置 いてください。テキストカウンタの場合はこの必要はありません。 ## 管理モードでのカスタマイズ ## Paddie's Diaryには「管理モード」が搭載されています。 管理モードでは多様なカスタマイズを行うことが可能です。 携帯電話やPDAからは管理モードにアクセスすることはできません。(日記の追加/編集はできます。) 設定項目は多数ありますが、それほど難解なものはありませんから、いろいろと試してみてください。 ただ、パスワードの初期値は半角数字の「8」になっていますので、実際の運用前に必ず変更してください。 パスワードは3文字以上で暗号化されて保存されます。(6〜15文字を推奨します) 以上のカスタマイズ項目を設定し、設定変更ボタンを押せば設定ファイルが作成され、運用開始できる状態に なりますから、どんどん日記を書いてください。 また、運用中のデザイン変更の際等に思わぬ表示になって困る場合が想定されますので、それを回避する為に 「プレビューモード」を搭載しています。 プレビューモードでは変更された内容は通常の設定ファイルとは別に保存されていますので、安心して作業を することができます。プレビューモードにするには設定変更画面から「設定変更」の替わりに「Preview」を クリックしてください。これでプレビュー用の設定ファイルが作成され、運用中の設定ファイルには影響せず に変更後の表示確認を行うことができます。 一度プレビュー用のファイルが作成されると、その後はいつでもそのファイルを編集することができます。 管理モードログイン画面で設定変更のファイル選択で「プレビュー用ファイル」を選択してログインすれば プレビュー用ファイルを編集することができます。 ※プレビュー用ファイルを編集する場合のパスワードはプレビュー用ファイルを作成した時に設定されていた  ものになりますのでご注意ください。 ## SSIでの使用方法 ## CGI単体として使用するだけなら、この項目は特に読む必要はありません。 Paddie's DiaryにはSSIで最新の日記から決められた分だけをHTMLドキュメントに埋め込むための機能が搭載 されています。この場合、サーバー上でSSIが動作可能かどうかを先に調べておいてください。 使用方法は、以下の通りです。 1)SSI対象HTMLドキュメントがSSI解析対象になるように設定しておきます。 2)日記を埋め込みたい部分に、「」というSSIコマンドを書きます。   例:/(ドキュメントのあるディレクトリ)     ├ index.html (対象HTML)     └ cgi-bin/(CGI用のディレクトリ)        └ diary.cgi(スクリプト本体)   このような構成の場合、 HTMLファイルには「」と記述し、さらに   管理モードで、   「SSIで使用する際は、そのSSI対象ドキュメントから見た、このスクリプトファイルへの相対パス:」   の項目に設定するパスを「cgi-bin」にします。 これだけで、動作できるようになるはずです。 ## 著作権の表示、利用に際する条件等 ## Paddie's Diary本体(diary.cgi)及びこのファイル(d_readme.txt)の著作権はPaddieにあります。 本体は1〜5行目の環境設定以外は改変することを禁じます。 運用される日記において倫理上、民事上あるいは刑事上の問題が発生した場合や、チャットスクリプトの不具 合等に起因する何らかの危害や損害が発生したとしても、その責はスクリプト作者であるPaddieには及ばない ものとします。 あくまでも利用者の自己責任における運用の場合のみご使用ください。 本スクリプトファイルを無断で配布(有償/無償を問わず)、改変したファイルの配布(有償/無償を問わず) は全面的に禁止します。 本スクリプトファイルはフリーウェアです。運用開始の際、もしよろしければPaddieあてにE-Mailにてお知らせ ください。(バージョンアップの原動力となります (^o^ )